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リアル店舗を有人で行うか自販機ビジネスに落ち着けるか

  • 執筆者の写真: 貴紀 伊藤
    貴紀 伊藤
  • 8月8日
  • 読了時間: 3分

リアル店舗と自販機の比較イメージ
リアル店舗と自販機の比較イメージ

– コスト・運用・売上の三面から考える現実的な選択肢 –


ビジネスの現場では、「人を置いて店舗運営すべきか、それとも無人型の販売方式を取るべきか」という判断が、業種問わず多くの企業で問われています。特に、地方のロードサイドや都市の小スペースを活かした展開を考える上では、「自販機ビジネス」の選択肢が急速に注目を集めています。



リアル店舗における有人のメリットと限界


有人店舗の最大の強みは、接客による顧客体験の向上と販売の柔軟性です。商品説明、在庫補充、トラブル対応など、きめ細やかなサービスはやはり人にしかできません。


しかし同時に、人件費の高騰採用難営業時間の制限といった制約が重くのしかかるのも事実です。



自販機ビジネスの進化と可能性


かつての自販機は「飲料の販売機」というイメージが強かったかもしれません。しかし今、自販機は「小型無人店舗」として進化を遂げています。

冷凍・冷蔵・常温の多温度帯対応、タッチパネル式のUI、キャッシュレス対応など、従来にない機能が加わり、食品・スイーツ・雑貨・冷凍弁当・アパレルグッズなど、幅広い商材の展開が可能になっています。

また、24時間365日稼働し続ける点も大きな魅力です。売上データの即時取得と在庫連携による補充最適化など、DXとの相性も抜群です。



コスト面から見た両者の比較


項目

有人店舗

自販機ビジネス

初期投資

店舗設備・什器・採用費等で高額

設置スペースと自販機本体の導入費のみ

運用コスト

人件費が継続的に発生

最小限(補充・メンテのみ)

売上変動

接客や陳列による柔軟性あり

立地と商品力に依存

導入時には売上だけでなく、「固定費の軽減」「人的リスクの回避」といった観点からも、慎重に比較検討する必要があります。



併用モデルという選択肢も


実は、リアル有人店舗と自販機ビジネスは二項対立ではありません。 有人店舗の外観を活用した併設型の自販機設置や、繁忙時間外の販売手段としての導入など、ハイブリッド型の活用事例も増えています。


自販機ビジネスを導入する際は、「物流面」や「補充・保守体制」「商品ごとの温度管理」など、裏側の運用までを見据えたパートナー選びが不可欠です。



当社では、自販機の設置支援から補充・保守・物流までワンストップで対応


リアル店舗と自販機、どちらが自社に合っているのかを判断するには、コスト計算だけでなく、「どう売っていきたいか」「誰に届けたいか」という視点も重要です。


当社では、これまでの豊富な設置実績と、物流会社ならではの現場最適化のノウハウを活かして、自販機ビジネスの立ち上げから運用までを伴走支援しています。

自販機導入に関心のある方は、ぜひ一度ご相談ください。




 
 
 

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