【お知らせ】特定信書便事業許可を取得いたしました ― お客様の「大切」を運ぶ責任と信頼の証として
- 貴紀 伊藤
- 12月15日
- 読了時間: 3分

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 渓濱商事株式会社です。
この度、当社は総務省より「特定信書便事業許可」を取得いたしました。
物流・運送業界に身を置く私たちにとって、この許可の取得は長年の目標の一つであり、またお客様に対して「より高いレベルの安心」をお約束するための重要なステップでもありました。
今回のコラムでは、この許可取得のご報告とともに、これがお客様にとってどのような意味を持つのか、私たちの想いをお伝えできればと思います。
そもそも「信書(しんしょ)」とは?
普段の業務で何気なく送っている「請求書」「納品書」「契約書」「証明書」など。これらは法律上、「信書」と定義されています。
実は、これら「信書」を一般的な宅配便やメール便で送ることは、郵便法によって原則として禁止されています。 これらを適法に運ぶことができるのは、日本郵便株式会社(郵便局)と、国から厳格な審査を受けて許可を得た「特定信書便事業者」に限られています。
許可取得の背景 ― コンプライアンス重視の時代だからこそ
昨今、企業活動におけるコンプライアンス(法令遵守)の重要性はますます高まっています。 「知らなかった」では済まされないリスクからお客様を守ることも、物流パートナーである私たちの使命だと考えています。
特定信書便事業の許可基準は非常に厳格です。 運行管理体制、損害賠償能力、そして信書の秘密を守るためのセキュリティ体制など、多岐にわたる審査をクリアしなければなりません。
今回、当社がこの許可を取得できたことは、渓濱商事の管理体制や輸送品質が、国が定める高い基準に達していることの証明でもあります。
今後のサービスについて
この許可取得により、これまで培ってきた迅速・丁寧な輸送ネットワークを活かしながら、重要書類(信書)の配送もワンストップでお引き受けすることが可能になりました。
拠点間の重要書類の輸送
緊急を要する契約書や申請書の配送
個人情報を含むデリケートな書類の取り扱い
物品の輸送だけでなく、企業の意思決定に関わる「情報の輸送」においても、ぜひ渓濱商事をご活用ください。
お客様のビジネスを支えるパートナーとして
私たちは単に物を右から左へ運ぶだけの会社ではありません。 お客様のビジネスを止めないこと、そしてお客様の信用を守ること。それが私たちの仕事です。
「特定信書便事業許可」という新たな信頼の証を携え、社員一同、より一層のサービス向上に努めてまいります。 今後とも渓濱商事株式会社をどうぞよろしくお願い申し上げます。
【特定信書便事業許可の概要】
許可年月日:2025年11月27日
許可番号:総特第229号




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