自販機内部品・シェアモビリティなどの整備やメンテナンスも物流会社が担える
- 貴紀 伊藤
- 6月25日
- 読了時間: 3分

物流会社の進化、見落としていませんか?
「物流=運ぶだけ」と考えていませんか? 実は近年、物流業者の業務範囲は“搬送”にとどまらず、現場での整備・設置・メンテナンスといった付帯業務にも広がりを見せています。
とくに注目されているのが、以下のような領域です
自販機の内部部品の交換・点検
シェアモビリティ(電動キックボード・シェアバイクなど)の定期整備
簡易な設置・初期設定業務
現場対応型の保守・リプレイス業務 など
物流会社が“動ける整備パートナー”になることで、運用負荷が一気に軽減されるケースが増えています。
事例①|自販機の「中身」までサポート
都市部を中心に増え続ける無人販売機や特殊自販機。 商品の補充だけでなく、次のような対応も必要になってきます
決済端末やディスプレイの交換
内部冷却ユニットやヒーター部の点検
売れ筋商品の“仕様入れ替え”対応
これらの作業は単に運ぶだけの委託業者では対応が難しいですが、 現場経験と装置構造の基礎知識を持つ物流会社なら、その場での作業完結が可能です。
つまり、「運んで終わり」ではなく、「運んで、その場で対応して帰る」というスマートな業務設計が実現します。
事例②|シェアモビリティの“足元”を支える物流現場
電動キックボード、シェアバイク、レンタルEV… これらの都市型モビリティ事業を支えているのも、実は物流事業者です。
各地に点在する機体の定期巡回
バッテリー交換や故障時の初期診断
拠点間の機体移動
システム反映用の簡易データ入力
これらは、「動ける機動力」+「軽メンテナンス力」+「現場対応力」が揃って初めて成立します。
全国を網羅する大手でなくとも、地域密着型の物流会社の強みが光る場面です。
単なる“外注”ではなく、“運用の一部”を任せる発想へ
整備・点検・対応を外注化したいが、整備業者だけに依頼するにはコストも高く、柔軟性に欠ける… そんな悩みを抱える運用企業にとって、「物流+軽整備対応」を担える物流会社の存在は、まさに運用全体のハブ的存在。
部品の搬送から設置・交換まで
システムと連携した稼働報告
トラブル一次対応の代行
これらを“現場目線”でワンストップで担えるパートナーがいれば、社内の人員負荷も減り、運用の拡大にも弾みがつきます。
まとめ|物流は、運ぶだけの仕事ではない時代へ
今後、無人化・自動化・サブスク型ビジネスの拡大に伴い、 「運びつつ、現場で何かを行う」役割を果たせる物流パートナーのニーズは、さらに高まるはずです。
すでにその準備ができている物流会社も存在します。
御社の業務を“外の手”に任せるなら、+αの力を持つ会社を選んでみませんか?




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