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価格だけで選んでいませんか?配送委託で“本当に見るべきポイント”とは

  • 執筆者の写真: 貴紀 伊藤
    貴紀 伊藤
  • 5月26日
  • 読了時間: 3分

メモを取りながらクライアントの物流最適化を考える青年
物流の最適化を考えるスタッフ※イメージ




「できるだけ安く頼みたい」は当然。でも…


配送コストは企業にとって無視できない経費の一つ。 だからこそ、「できるだけ安く配送してくれる委託先を探したい」と考えるのは当然のことです。


しかし、価格だけで委託先を選んだ結果、かえってコスト増になってしまったり、信用問題に発展したりするケースも少なくありません。


本コラムでは、“安いだけ”の委託先選定がもたらすリスクと、本当に見るべきポイントをご紹介します。




「安い」には理由がある?よくある失敗例


● ケース1:時間にルーズなドライバーで、クレーム頻発

安さ重視で個人事業主に配送を丸投げ。結果、納品遅れや不在連絡忘れが多発し、取引先からの信頼を失った


● ケース2:荷扱いが雑で破損・誤配送が多い

ドライバー教育が不十分な業者に依頼し、誤配・破損で再発送や謝罪対応に追われ、社内工数が逆に増えた


● ケース3:突発的な変更に対応できない

繁忙期の急な増便依頼や時間変更に「うちはできません」と断られ、社内スタッフが緊急対応せざるを得ない状況に


どれも、最初は「コストダウンできた」と思っていたのに、後から“見えないコスト”がのしかかってきたパターンです。



 配送委託先選びで「見るべき4つの視点」


1. 対応力(柔軟性・融通の利き方)

急な依頼変更や納品時間の調整など、“現場での判断力”があるかは重要なポイントです。


2. 品質(荷扱いやマナー)

運送品質=企業の印象。納品先との接点であるドライバーの対応も、企業ブランドの一部です。


3. 体制(バックアップ・サポート)

配車のミスや欠車があったとき、代替手配やフォロー体制がしっかりしているかは要確認です。


4. 実績と信頼性

過去の対応件数や取引先、同業種はもちろん多業種での事例なども確認材料に。実績が豊富な会社ほど“トラブル回避ノウハウ”を持っています。




「価格+α」で最終的なコストパフォーマンスを高める


単価が高くても、

  • オペレーションのフォロー体制がある

  • 丁寧な応対でクレームが減る

  • 担当者とのやり取りがスムーズ など、トータルでの手間と間接コストが減ることで、結果的に利益につながるケースは多々あります。


物流は「最後の接点」。そこが乱れると、顧客満足や取引先の信頼にも直結します。




まとめ:「安さ」だけで見落としてはいけない“品質”と“信頼性”


配送委託先は、単なる業者ではなく自社の看板を背負う“現場の顔”。 価格だけでなく、対応力・品質・信頼性を含めて総合的に判断することが、結果的にビジネスを守り、育てる近道です。


当社では、単なる運送ではなく、業務に合わせた配送設計・教育されたドライバー・柔軟なサポート体制で、企業様の大切な荷物を「届けるだけで終わらないサービス」としてお届けしています。


配送まわりでのお困りごと、まずはお気軽にご相談ください。





 
 
 

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