人手不足・車両不足…その配送の悩み、“軽貨物”が解決できるかもしれません
- 貴紀 伊藤
- 8月4日
- 読了時間: 3分

「うちは自社でやっているから」はいつまで通用する?
商品やサービスを自社の手で届ける。 これは信頼性や品質を重視する企業にとって、大切な姿勢です。
しかし、こんな悩みが出始めていませんか?
ドライバーが急に休んで配送計画が崩れた
社内で配送専任の人材が育たない
車両の管理・維持コストが重くなってきた
繁忙期や特定ルートだけ人手不足
「本業」に時間を使いたいのに、物流に追われている
もしひとつでも当てはまるなら、“軽貨物による外部委託”という選択肢を検討してみる価値があります。
軽貨物委託とは? 〜今どきの活用スタイル〜
「軽貨物」とは、軽自動車(主に軽バン)による貨物配送のこと。 近年、以下のようなスタイルで導入する企業が増えています
ルート配送の一部だけを委託
繁忙期やキャンペーン時だけ期間限定で依頼
社内便(拠点間配送)をまるごとアウトソース
荷物が小さく単価が低いため、大型車より効率的に回せる
特に、中ロット・高頻度の配送や、固定ルートに対応できる軽貨物ドライバーは、
人件費を抑えつつサービスレベルを維持できる“絶妙な戦力”となります。
自社配送と軽貨物の「いいとこ取り」も可能です
「全部外注するのは不安…」という声もよくあります。
そんなときは、併用による“ハイブリッド運用”がオススメです。
本社や本店周辺など、ブランド価値を重視したい配送は自社で
拠点間輸送や定期ルートは軽貨物へ委託
トラブル時の予備戦力として待機契約しておく
こうすることで、自社の強みを活かしつつ、限界を超えない持続可能な体制が作れます。
軽貨物の「導入前チェックポイント」
軽貨物を使うといっても、どこに依頼するかで大きく差が出ます。 以下のようなポイントで委託先を選ぶことが重要です。
軽貨物の委託を“スポット作業の延長”として見るのではなく、 業務の一部を再設計するパートナーとして捉えることが成功のカギです。
実例紹介:配送部門の“人手不足などの悩み”が軽貨物でこう変わった
ある中堅食品会社では、店舗向けの早朝配送を自社スタッフが担っていましたが
朝の労働負荷が高く離職が続く
車両コストが上昇
配送に手を取られて営業に注力できない
という課題が表面化。
そこで、ルートを固定化した上で軽貨物会社に一部委託したところ
人員の再配置で営業効率が向上
配送品質も安定(遅延ゼロを達成)
ドライバー不足リスクが解消
という結果になりました。
まとめ:配送に“限界”を感じるのは自然なこと。だからこそ次の一手を
自社配送にこだわるあまり、ビジネスの成長や働き方に支障が出ていませんか? 今は「軽貨物」という柔軟な仕組みが、無理をせずに物流課題を解決してくれる時代です。
「まだ外注までは考えていなかった」 「うちの規模でも使えるの?」 ──そんな声も歓迎です。
まずは一度、業務の棚卸しからご一緒しましょう。




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